ハーブが咲き始めました
ここ瑞浪市日吉町の朝晩はまだまだ寒く、今朝も薪ストーブに火を入れました。
日中晴れると暖かくなってきたので雑草と共にハーブたちも元気に咲いてきました。
ハーブと言っても色々な種類があって奥が深いようです。母がハーブに詳しく、昔から大事に世話してきて今では100種類を超えて咲いているようです。ラベンダーやタイムにミントなど、おなじみのものはわかりますが、パッと見ただけでは雑草だかハーブなのか見分けがつきません。これからの時期は家や工房周辺、道路沿いの草刈りが日常業務になってきますが、たまにハーブのいい香りに包まれます。けっこうあちこちにハーブが飛んで生えていたりするので、気付かずに刈ってしまうのです。場所によっては栄養がいいのか巨大化して、あまり可愛くないほど成長するくらい元気な種類もあれば、なかなか育たない繊細なハーブもあるようで面白いそうです。
たくさんのハーブがいますがハム、ソーセージには使っていません。今は枯れてしまいましたが、少し前まで月桂樹(ローリエ)があって、それをハムの漬け込み液に使っていたくらいです。今はこの時期限定で朝摘みのブーケを作りギフトに入れて、お客様に喜んでいただいてます。ブーケ作りの女性ふたりが朝摘みにこだわるため数はできませんが、ハム、ソーセージ以上にハーブブーケに喜んでもらえるので、はりきって作っています。
ハーブは観賞用の花のような魅力的な〝華〟は少ないかもしれませんが、素朴な美しさがあって、それが私たちが作る無添加のハム、ソーセージとイメージが相通ずる気が個人的にします。
見た目の可愛さだけでなく、香りや色、食事として取り入れた時の効能も色々と面白そうなハーブなので、将来的には素材として活用したいという夢があります。香りだけとっても、セラピーで使われるように癒しの効果があったり、また虫よけの効果が期待できるものもあったり、奥が深くて楽しそうです。豊かな自然の恵みをお客様にお裾分けできるように、これからも色々と考えていきたいと思っています。